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コタロー 辛夷清肺湯 エキス細粒

  • コタロー 辛夷清肺湯 エキス細粒

    小太郎製薬:コタロー 辛夷清肺湯 エキス細粒

  • 辛夷清肺湯

    辛夷清肺湯が適用する自覚症状

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主 治

【適応症】

鼻づまり(鼻閉)、慢性副鼻腔炎慢性鼻炎、肥厚性鼻炎、蓄膿症、鼻茸(はなたけ)、上顎洞化膿症

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k1647 (N104)4.0g×42包(2週間分) 4,688円(税込)
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弁証論治

【弁証論治・概要】

中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽陰陽(positive and negative principles)のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。 中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。 身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。 ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。 このときの身体の状態や体質をあらわすのが(しょう)(constitution)という概念です。 この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。 中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。

弁証論治…症状・所見→四診→証→治法→方剤
リンク風熱(表熱) »
リンク肺熱 »
リンク湿熱 »

【自覚症状図】

次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。

辛夷清肺湯

八法清法:熱邪を清解することにより裏熱を消除する治法です。

【中薬大分類】清熱剤…熱を除去する方剤です。清熱・瀉火・解毒・透熱滋陰などの効能により裏熱を改善する方剤です。

【中薬中分類】清臓脇熱剤…臓腑の熱を除去する方剤です。

八綱分類表熱実(ひょうねつじつ) 表 熱 熱 実 …証(体質・症状)が、表証(急性期)、熱証(熱感・炎症)、実証(体力中くらい以上)の方に適応します。


気血津液…人体の生命を支える要素として、氣(qi)・血(blood)・津液(body fluid)の3つがあります。
水液停滞…余分な水があまっている方が使用します。津液の停滞のことで、西洋医学的には細胞内液・組織液・リンパ液などが、主として組織間・消化管内・体腔内に異常に停滞したことを意味します。 中医学では湿・痰飲・水腫と呼ぶのが一般的で、日本では水毒ともいわれます。

 

【臓腑弁証】

【気血津・臓腑証】
鼻渕・肺熱(びえん・はいねつ)…通竅の辛夷と清熱薬・生津薬の組み合わせからなっており、元来は膿性鼻汁・頭痛・鼻閉などを呈する鼻渕(副鼻腔炎)に用いてました。
辛夷は古来「鼻閉」の改善に用いられており、機序は不明であるが有効です。さらに、消炎・化膿の抑制に作用する清熱薬が十分に配合され、強い炎症による膿性鼻汁・腫脹・発赤などを改善します。ただ、辛夷清肺湯の特徴は生津の麦門冬・百合・知母の配合で、炎症が慢性化して生じた乾燥の局面の改善を目的としています。それゆえ、慢性化した鼻腔や副鼻腔の強い炎症で、やや乾燥傾向を呈するものに適しています。副鼻腔炎・鼻炎・肥厚性鼻炎・炎症性ポリープなどに使用するとよいです。
なお、辛夷清肺湯は元来の目的以外にも適用できます。方剤構成からわかるように、清熱・滋陰生津と止咳・化痰の組み合わせからなるので、肺陰虚をともなった肺の炎症にも用いることができます(この場合は辛夷は不要です).すなわち、咳嗽・胸痛などとともに無痰あるいは粘凋で切れにくい痰がある場合に、消炎・解熱して痰を溶解し喀出しやすくする配合です。

●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。
リンク五臓(ごぞう) »  リンク気・血・津液・精 »  リンク弁証論治・事典 »

【証(病機)】肺胃熱盛(はいいねつせい)

【中医学効能(治法)】 清熱解毒・通竅・潤肺化痰・止咳・清熱瀉火・生津

【用語の説明】(term)

リンク清熱解毒(せいねつげどく) »…解熱と抗炎症の作用のある方法です。

リンク清熱解毒法(せいねつげどくほう) »…寒涼性の生薬を用い、熱毒の邪、発赤・腫脹・化膿・高熱を治します。

リンク通竅(つうきょう) »…意識をはっきりさせることです。

リンク潤肺(じゅんぱい) »…空咳(からせき)など肺の乾燥した状態を改善することです。

リンク化痰(けたん) »…痰を除くことです。

リンク化痰法(けたんほう) »…痰飲が病因となって起る咳、痰、吐き気、嘔吐、眩暈(めまい)などの治療法です。

リンク止咳(しがい) »…咳を止めることです。

リンク清熱瀉火法(せいねつしゃかほう) »…寒涼性の生薬を用い、熱や火邪(高熱・口渇・顔面紅潮・目の充血・腹満)を除く治療法です。

リンク生津(せいしん) »…唾(つば)を出させて、咽(のど)の渇きを取ることです。


診断のポイント

【ポイント参照】

●粘っこい痰がからむ
●鼻づまりや膿性の鼻汁、頭痛
●肺熱(虚熱)


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舌 診

脈 診

使用方法

【使用方法参照】

正しく使用 通常、成人1日12.0gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。 なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。


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成 分

【生薬参照】

本剤12.0g中 日局シンイ2.0g、日局チモ3.0g、ビャクゴウ3.0g、日局オウゴン3.0g、日局サンシシ3.0g、日局バクモンドウ5.0g、日局セッコウ5.0g、日局ショウマ1.0g、日局ビワヨウ2.0g 上記の混合生薬より抽出した辛夷清肺湯の水製乾燥エキス7.5gを含有する。 添加物:ステアリン酸マグネシウム、トウモロコシデンプン、乳糖、プルラン、メタケイ酸アルミン酸マグネシウムを含有する。

【組成成分】…次図をクリックすると各生薬の詳細説明にリンクします。
知母  山梔子  黄芩  升麻  リンク枇杷葉(1) »  麦門冬  百合  辛夷 

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製剤・薬剤形状

【製剤・薬剤形状参照】

〈細粒〉

顆粒剤 顆粒剤…散剤を粒状に加工して大きさを揃えたもので、サラッとして飛び散りにくく飲みやすい薬です。粒を特殊な皮膜で覆い、溶けやすくしたものもあります。薬が口・食道に貼り付くのを防ぐために、あらかじめ水またはお湯を飲んで口・食道を湿らせてから、口に水またはお湯を含み、薬を口に入れて、水またはお湯と一緒に飲み込むようにしてください。

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使用上の注意

【注意参照】

慎重投与 (次の患者には慎重に投与すること) 1.胃腸の虚弱な患者[食欲不振、胃部不快感、軟便、下痢等があらわれることがある。] 2.著しく体力の衰えている患者[副作用があらわれやすくなり、その症状が増強されるおそれがある。] 重要な基本的注意 1.本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。 2.他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。

【妊娠・授乳の注意】女性
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。

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補足説明

【関連項目参照】

まばたき

微笑み

 
区切り

足跡【辛夷清肺湯類似処方の紹介】…次の方剤は、使用目的が本方剤に比較的近い方剤です。あなたの症状とともに、比較検討してください。
 

リンク葛根湯加川芎辛夷 » …体力中等度、あるいはそれ以上の人で、鼻閉、鼻漏は同様であるが、鼻汁が本方ほど膿性ではなく、頭痛、頭重、項背部のこわばりなどがある場合に用いる。

 
 

リンク荊芥連翹湯 » …体力中等度の人を中心に、副鼻腔、外耳、中耳、扁桃などの炎症が慢性化したものに幅広く用いる。一般に皮膚は浅黒く、腹部は腹直筋が緊張していることが多い。

 
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