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コタロー 通導散 エキス細粒

  • コタロー 通導散 エキス細粒

    小太郎製薬:コタロー 通導散 エキス細粒

  • 通導散

    通導散が適用する自覚症状

  • 個人輸入

    配送は個人輸入です

主 治

【適応症】

習慣性便秘、更年期症候群、打撲、肩こり症、高血圧、月経不順、子宮内膜炎、痔核脱出、月経痛腰痛頭痛めまい、墜落・追突による打撲傷、むち打ち症、脳溢血、片麻痺、喘息、バセドー病、虫垂炎、発狂、歯痛、痔疾、淋疾、神経性疾患。

注 文

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症例・病例・治癒例

【症例参照】

【通導散の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。

1〈のぼせ、ほてり〉

治例図 年齢/45歳。性別/女性。
身長155cm、体重58kg、色白でぼっちゃりタイプ。瘀血体質の女性。
顔面、両手が真っ赤で下肢は冷えている(上熱下冷)。打ち身、青アザがあり、目が赤い。便秘をしていて、舌は暗紫色。

通導散竜胆瀉肝湯[一貫堂]を2:1の割合で1回4gを1日2回食前に30日間服用していただきました。1ヵ月後には80%位楽になりました。
その後計90日服用していただき休薬しました。

弁証論治 リンク血?(?血)証 »

・現代病名:のぼせ・ほてり

区切り線
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弁証論治

【弁証論治・概要】

中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽陰陽(positive and negative principles)のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。 中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。 身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。 ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。 このときの身体の状態や体質をあらわすのが(しょう)(constitution)という概念です。 この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。 中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。

弁証論治…症状・所見→四診→証→治法→方剤
リンク血瘀(瘀血) »
リンク出血・血瘀 »
リンク気滞血瘀 »

【自覚症状図】

次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。

通導散

【中薬大分類】理血剤…血の運行を調節する方剤です。理血薬を主体にして血分を調理し、血分の病変を改善する方剤です。

【中薬中分類】活血化瘀剤…滞った血(瘀血)を流す方剤です。蓄血・血瘀による疼痛・腫脹・腫瘤・半身不随・月経痛・無月経あるいは産後の悪露停滞・化膿症初期・狂躁などのさまざまな病変に使用します。

八綱分類裏熱実(りねつじつ) 裏 熱 熱 実 …証(体質・症状)が、裏証(慢性症状)、熱証(暑がり)、実証(体力充実)、瘀血(おけつ)(血流停滞)、気上衝(のぼせ・イライラ・緊張・不安)の方に適応します。


気血津液…人体の生命を支える要素として、氣(qi)・血(blood)・津液(body fluid)の3つがあります。
気滞…氣の働きがうまくいっていない方が使用します。氣の循環に停滞をきたした病態です。もっとも気滞に関連が深いのは内傷七情(喜・怒・憂・思・悲・恐・驚)と呼ばれる精神的ストレスで、「病は気から」と認識されているものです。 内傷七情は情緒系・自律神経系に影響して肝気欝結と呼ばれる抑うつ緊張の状態などを生じさせ、これに伴って各部位の気滞を引き起こします。
血瘀…血の流れが悪い方が使用します。停滞し変性した非生理的血液の意味で、現代西洋医学的には微小循環系の障害が最も血瘀に近い病態と考えられます。 大まかには静脈系の停滞即ち鬱血に相当しますが、血液粘稠度の増大、凝固亢進、血栓、癒着、繊維化、増殖性病変、瘢痕、血腫などの様々な病態が含まれます。 また、紫斑・皮下点状出血や血管内の凝血(凍瘡など)、DICのような血管内凝固亢進にひき続く出血も血瘀と判断されています。
津液不足…津液の不足している方が使用します。人体の構成成分の滋潤作用を持つ津液の不足のことで、西洋医学的には脱水に相当します。主に発汗過多、尿量過多、出血が原因で起こります。 状態は口渇・多飲が特徴で、唇や皮膚の乾燥、便秘などの症状が現れます。一般には陰虚の範囲に含まれ、主に肺陰虚・胃陰虚を呈することが多く、暑がりの方に多く見られます。

 

【臓腑弁証】

●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。
リンク五臓(ごぞう) »  リンク気・血・津液・精 »  リンク弁証論治・事典 »

【証(病機)】気滞血瘀(きたいけつお)

女性  男性 女性の使用が多い方剤です。

【中医学効能(治法)】 理気活血・破血逐瘀・瀉下

【用語の説明】(term)

リンク理気(りき) »…理気:気の流れを良くすることです。気(氣)を正常に巡らせ機能を回復する治療法です。

リンク活血(かっけつ) »…血の流れを良くすることです。

リンク気滞血オ(きたいけつお) »…気の流れと血の流れが悪い状態です。気のポンプ作用で血が動くため、気の流れが悪くなると、血の流れも悪くなります。


診断のポイント

【ポイント参照】

実証、のぼせ症状
●腹力充実、少腹満、便秘
●瘀血症状+気滞症状


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舌 診

【舌診参照】

舌診【舌診】(tongue) 暗紅か帯紫で白苔を伴うこともあります。舌下静脈怒張。

舌診 舌診

脈 診

使用方法

【使用方法参照】

正しく使用 食前または食間に服用 通常、成人1日12.0gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。 なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。


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成 分

【生薬参照】

本剤12.0g中
日局トウキ…3.0g
日局ダイオウ…3.0g
無水硫酸ナトリウム…1.8g
日局キジツ…3.0g
日局コウボク…2.0g
日局チンピ…2.0g
日局モクツウ…2.0g
日局コウカ…2.0g
ソボク…2.0g
日局カンゾウ…2.0g
上記の混合生薬より抽出した通導散の水製乾燥エキス6.5gを含有する。
添加物:ステアリン酸マグネシウム、トウモロコシデンプン、乳糖、プルラン、メタケイ酸アルミン酸マグネシウムを含有する。

【組成成分】…次図をクリックすると各生薬の詳細説明にリンクします。
枳実  大黄  当帰  甘草  紅花  厚朴  陳皮  木通  リンク蘇木(0) »  芒硝 

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製剤・薬剤形状

【製剤・薬剤形状参照】

〈散剤〉

散剤 散剤…粉末、あるいは細かい粒(微粒、細粒)の薬で、溶けやすく吸収されや すいのが特徴です。薬が口・食道に貼り付くのを防ぐために、あらかじめ水またはお湯を飲んで口・食道を湿らせてから、口に水またはお湯を含み、薬を口に入れて、水またはお湯と一緒に飲み込むようにしてください。

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使用上の注意

【注意参照】

慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1.下痢、軟便のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。]
2.著しく胃腸の虚弱な患者[食欲不振、胃部不快感、悪心、腹痛、下痢等があらわれることがある。]
3.食欲不振、悪心、嘔吐のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。]
4.著しく体力の衰えている患者[副作用があらわれやすくなり、その症状が増強されるおそれがある。]
重要な基本的注意
1.本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。
2.本剤にはカンゾウが含まれているので、血清カリウム値や血圧値等に十分留意し、異常が認められた場合には投与を中止すること。
3.他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。ダイオウを含む製剤との併用には、特に注意すること。
4.ダイオウの瀉下作用には個人差が認められるので、用法・用量に注意すること。

【妊娠・授乳の注意】女性
●大黄、芒硝、紅花により、流早産の危険性があります。
●授乳中は、乳児が下痢をする場合がありますので、使用には注意が必要です。

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補足説明

【関連項目参照】

まばたき

微笑み

 
区切り

足跡【通導散類似処方の紹介】…次の方剤は、使用目的が本方剤に比較的近い方剤です。あなたの症状とともに、比較検討してください。
 

リンク桃核承気湯 » …体力が充実した人で、下腹部の抵抗・圧痛(少腹急結)を認め精神神経症状が激しい場合に用いる。(下焦蓄血の証)

 
 

リンク大黄牡丹皮湯 » …比較的体力の充実した人で、下腹部は緊張し、特にその一部に自発痛、抵抗・圧痛などの症状が激しく、精神神経症状があまり認められない場合に用いる。(実証の腸癰)

 
 

リンク桂枝茯苓丸 » …体力中等度の人で、症状がより緩和で便秘がなく、下腹部の抵抗・圧痛が比較的軽度の場合に用いる。(虚実中間証の瘀血)

 
 

リンク防風通聖散 » …体力が充実している、いわゆる卒中体質者で、肥満し、便秘があり、膀を中心に膨満かっ充実している場合に用いる。(食毒、臓毒証)。この場合、時に本方と合方されることもある。通導散、防風通聖散は一貫堂医学ではよく用いられる処方である。

 
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