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コタロー 半夏瀉心湯 エキス細粒
主 治
おなかをスッキリさせ、心のモヤモヤまで解消する胃腸漢方薬(寒熱錯雑痞)
胃気不和(膨満感・嘔吐・下痢)/痞証(寒熱錯雑痞)治療の代表方剤
【適応症】
急・慢性胃腸カタル、醗酵性下痢、消化不良、胃下垂、神経性胃炎、胃弱、二日酔、げっぷ、胸やけ、口内炎、神経症、悪阻(つわり)、胃アトニー症、胃・十二指腸潰瘍の軽症または予後、胃酸過多症、胃潰瘍、薬物による胃腸障害、不眠、口臭、神経性嘔吐、しゃっくり、心臓神経症。
注 文
【注文欄】
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k1671 | (N14)2.0g×42包(2週間分) | 6,111円(税込) | ||
k1672 | (N14)2.0g×189包(63日分) | 26,264円(税込) |
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症例・病例・治癒例
【症例参照】
【半夏瀉心湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。
![]() 別に私鉄が嫌いではないのに、なぜか?乗って2~3駅もすると「おなか」がゴロゴロといって、腹痛はもちろん便意をがまんするのに脂汗をかく始末です。JR線はふつうトイレが付いているのでそれだけでもう安心するのですが、私鉄ではそういうわけにはいかないのです。典型的な胃内停水のタイプなのに、缶コーヒーや缶入りの飲料水が大好きです。 300錠の半夏瀉心湯を1日3回服用してもらうこととしました。その上電車に乗る前には必ずもう1回服用してもらいました。2本目が終わる頃には私鉄線に乗って1時間ぐらいは何でもなくなりました。自信がつけば、何でもなくなるのでしょうが、世の中にはこんなことで悩んでおられる方もいるのです。 こんな患者さんを考えると薬局が対応することのできる症例はまだまだありそうな気がいたします。 ・現代病名:腹痛・便意 |
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![]() 空腹になると胸やけ、げっぷ、つかえがおき、胃薬を飲むことが多くなり、そして、口臭.も気になり始めたため、自分で神経性胃炎ではないかと思い込み、チラシを見て漢方で何かいいものはないかとの相談であった。 色白やせ型で、神経質タイプ。また、仕事で神経をつかっているという。舌に白苔が少し認められ、口臭はそれほどひどいとは思えなかった。そのほかには特記するようなことは見当たらなかった。 神経質タイプ、胃の症状を目標に半夏瀉心湯を用いてみた。服用して2、3日すると便通の調子がとても良いという。1ヶ月後、胃の症状が良くなると口臭もだいぶよくなり、その後半年間服用は継続し、症状がほとんど消失した。 ・現代病名:胸やけ・口臭 |
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![]() 平素胃が弱く食がすすまず、無理に食べると胃がはって苦しい。他に夢見が多く安眠ができないとの訴えもあった。体格は中等度だが、栄養状態はあまりよくない。舌は白苔がわずかにあり、軽い心下宿硬を証明する。大便は1日1行。半夏瀉心湯を投与すると、胃がすいて気持ちがよいと言う。1ヶ月後には安眠もできるようになった。 ・現代病名:食欲不振 |
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![]() 第一の目的は顔にたくさんできているにきびの治療でしたが、医師が問診を進めていくうちに、数日ごとに下痢と便秘を繰り返すこと、そのせいか腹鳴がひどく、授業中も気になって不登校気味なことが分かりました。運動部に所属していて体格は中肉中背、やや実証寄りだったK君には半夏瀉心湯が処方されました。医師の指示どおり時間を決めてきちんと服用し続けること1カ月。気がつくと便通は正常になっていて、いつのまにかおなかの鳴る音に悩むことがなくなっていたのです。しかも、にきびも徐々にきれいになり、新しいにきびもできなくなっていました。 漢方の専門家によると、K君の場合、漢方薬で胃腸機能が整うことで老廃物がスムーズに出るようになったため、腹鳴とにきびが改善されたのだそうです。K君は今では毎日元気に登校しているということです。 ・現代病名:腹鳴 |
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![]() ところが、最近、孫からおならばかりしているといわれ大きなショックを受けました。そこで、都内の大学病院に行くと呑気症(どんきしょう)と診断されました。しかし、通院しても症状が改善しないばかりか、珍しい病気とあって臨床モデルのように扱われてしまい、とても恥ずかしい思いをしました。 そんなとき、Sさんは友人に漢方を勧められたのです。漢方についてはほとんど知識がないSさんでしたが、少しでもげっぷやおならが治るなら、という思いで漢方薬局を訪れました。そこで気のめぐりを整える半夏瀉心湯を処方されました。薬剤師はSさんのげっぷやおならは、のどや腸の空気の流れが悪いと判断したようです。 Sさんが薬剤師の指示どおりに、1日3回、2週間ほど服用すると、げっぷとおならの回数が明らかに減り、食欲も出てきました。今では、必ず治ると信じて半夏瀉心湯を飲み続けているSさんです。 ・現代病名:げっぷ・おなら |
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![]() 本人は心臓が悪いのだと思い込み病院で検査をしたのですが、結果は異常なしと診断されました。半信半疑で漢方を扱う医師のもとを訪れたところ、半夏瀉心湯を処方されました。服用後、1週間で調子がよくなり、1ヵ月ですっかり回復しました。実は、Aさんは仕事でトラブルを抱えていたようで、それが原因で気が滞り、胃が衰弱していたのです。 その後、仕事も順調になりました。 ・現代病名:吐き気・胸痛 |
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![]() 少し食べ過ぎただけで胃が張って食欲がなくなることがよくありました。 いつもは、胃を休ませながら自然に回復するのを待つのですが、あるとき、胃の張りが強く、みずおちのつかえも感じたので、漢方を扱う医師の診断を受けました。半夏瀉心湯が処方されました。服用したところ、15分ほどで胃の張りもみずおちのつかえも和らぎました。その後も、胃が張るときは半夏瀉心湯を服用していますが、いつも短時間で効果が現れるそうです。 ・現代病名:みずおちのつかえ |
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![]() 以前から漢方に関心があったYさんは、漢方を扱っているかかりつけの医院を受診することにしました。 胃腸がやや弱く、水毒体質ということから、Yさんには半夏瀉心湯が処方されました。服用後1週間程度で痛みがなくなり、10日後にはすっかり治ってしまったということです。 ・現代病名:口内炎 |
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![]() Sさんは、お酒も飲みませんし、タバコもずいぶん前にやめていました。辛いもの好きでもありませんから、刺激物の摂取などが原因であるとは考えにくい状態です。 おなかがゴロゴロ鳴ることが多く、食べ物によっては吐き気がしたり、特に思い当たることもないのに下痢をしたりします。 こうした症状を漢方医に告げると、半夏瀉心湯が処方され、しばらく飲み続けるうちに、胃の重たさを感じなくなり、胸焼け、吐き気などもすっきり解消しました。 その後、Sさんは半夏瀉心湯を常に身近に置き、具合の悪いときに服用しています。 ・現代病名:胸焼け、みずおちのつかえ |
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![]() ところが、三日目の朝ごろから、さすがに胃がもたれ始め、みぞおちが何か詰まったように硬く苦しくなってきました。また、首筋のあたりが、ひどくこってきました。それでも、口の卑しい私は、美味しそうな料理が出ると、つい食べてしまうという具合で、まことにどうも医者の不養生そのものでした。 もう苦しくて食べられないという段になって、同行のK君に相談してみたら、なんと彼も同じだと言うではありませんか。 二人とも顆粒状の漢方薬を持参していましたので、何を飲もうかと相談の結果、半夏瀉心湯にしようということになりました。 服用後、三十分もしないうちに胃のあたりがスッキリと楽になって、肩こりもきれいになくなってしまいました。「効いた!」というので、以後の鹿児島滞在中、二人ともずっとこの薬を飲んでは、美味しい物をまた食べ続けたという次第です。 ・現代病名:神経性胃炎 |
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弁証論治
【弁証論治・概要】
中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽(positive and negative principles)のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。
中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。
身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。
ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。
このときの身体の状態や体質をあらわすのが証(しょう)(constitution)という概念です。
この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。
中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。
…症状・所見→四診→証→治法→方剤
食滞胃カン(胃中停食) »
肝胃不和(肝気犯胃) »
【自覚症状図】
次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。 ![]() |
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【中薬大分類】和解剤…調和を行う方剤です。和解の方法により病邪を解除する方剤です。少陽半表半裏の邪を解除したり、肝脾不和・脾胃不和を改善するもので、八法の【和法】に相当します。 【中薬中分類】調和胃腸剤(調和脾胃剤)…胃腸や脾胃を調和する方剤です。 |
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【臓腑弁証】●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。 【証(病機)】胃気不和・脾胃寒熱錯雑(いきふわ・ひいかんねつさくざつ) 【中医学効能(治法)】 和胃降逆・消痞・止瀉・清熱・調和腸胃 【用語の説明】(term)
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【証の判定画面】
診断のポイント
【ポイント参照】
舌 診
【舌診参照】
【舌診】(tongue)
紅舌、黄膩苔です。

脈 診
【脈診参照】
【脈診】(pulse)
沈滑、時に弦です。
使用方法
【使用方法参照】
成 分
【生薬参照】
製剤・薬剤形状
【製剤・薬剤形状参照】
使用上の注意
【注意参照】
補足説明
【関連項目参照】


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製薬会社・電話
【問合せ先参照】
医薬事業部 お客様相談室
06-6371-9106
備 考
【備考参照】
(remarks)
●瀉心湯3兄弟の処方
半夏瀉心湯には、構成する生薬は同じでも、甘草が主薬となる「甘草瀉心湯」と、生姜を加えて主薬とする「生姜瀉心湯」という2種類の兄貴分的処方があります。甘草瀉心湯は、甘草の量を1g増やすだけですが、1日に数十回もトイレに通うようなひどい下痢に効果があり、そのための不眠も改善されます。さらに、胃腸だけでなく、声が枯れてしまうようなノイローゼや夢遊病まで治った例があるそうです。
また、生姜瀉心湯は、半夏瀉心湯の乾姜2gを1gにして、新たに生姜を2g加えた処方です。胸の中が苦しく吐き気がする、胸焼けがするといった症状に効き、女性の場合は悪阻(つわり)にも効果があります。
このように、生薬の量を少し増減するだけで効力の方向転換ができる処方があります。今回の瀉心湯3兄弟は、主薬となる生薬を増減しただけですが、効能は上記のように異なってくるのです。