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コタロー 防已黄耆湯 エキス細粒
主 治
肥満症(水太り)、関節痛、むくみ、水太りで皮膚にしまりがなく、汗をかきやすい方の漢方の名薬
気虚型浮腫(むくみ)
【適応症】
多汗傾向のある腎炎、ネフローゼ、妊娠浮腫、陰嚢水腫、肥満症、関節炎、皮膚炎、多汗症、月経不順、癰、せつ、筋炎、変形性膝関節炎、蕁麻疹、わきが、関節リウマチ、膝関節炎、足関節炎
注 文
【注文欄】
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k1677 | (N20)2.5g×42包(2週間分) | 2,388円(税込) | ||
k1678 | (N20)2.5g×189包(63日分) | 11,040円(税込) |
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症例・病例・治癒例
【症例参照】
【防已黄耆湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。
〈肥満〉 25歳、女性。やせたいという相談。身長160㎝、体重61㎏。色白、ポチャポチャタイプ。汗をよくかき、疲れやすい。手足が冷える。便秘は特にないというが、2日1回ペース。おしっこは遠く、1日3~4回ぐらいである。この方に防已黄耆湯と当帰芍薬散を一緒に服用するよう与えた。服用1週間日ぐらいからおしっこの回数が増え、1ヶ月後には便通が毎日あるようになり、時には(なぜか)1日2回便通がある日もあった。その頃には体重が3㎏ほど減り、特に顔の輪郭が目に見えて細くなり、ふくらはぎもやや細くなった。さらに1ヶ月後にはもう1㎏減り、以後、その体重で安定している。以前に比べて汗をあまりかかなくなり、疲れにくくなって体調がよいということで継続て続服用である。 ・現代病名:肥満 |
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〈ネフローゼ症候群〉 21歳、女子。昭和27年1月中旬、下肢の浮腫と尿量減少とをもって発病。3月上旬、ある大学病院に入院したが、下肢の浮腫と高度の蛋白尿が消失しない。全身倦怠、尿量減少、脈は浮弱舌は湿潤していて白苔が中等度、腹は膨満してやや軟。当帰右薬散、五苓散、小柴胡湯、桂枝茨苓丸料、などを次々投与するが、5ヶ月間依然として症状は軽快しない。「腰から下が腫れて重い」との症状を目標に防已黄耆湯を投与したところ、半年ぶりに尿量が増加し、3週間で蛋白尿は完全に消失した。当時、入院中の内科でも治療薬を変更したところ、2日目から尿量が再び減少、蛋白病もあらわれた。防已黄耆湯の服用を再開すると、3日目より尿量が増加し、蛋白尿は微量となった。前後60日の服薬で完治、廃薬した。 ・現代病名:ネフローゼ症候群 |
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〈防已黄耆湯でひざにたまった水が消えた〉 Tさん(52歳・女性)は、40代後半から徐々に太りはじめ、1年前からはひざが腫れて痛むようになっていました。整形外科でひざの水を抜いてもらっていましたが、あまり症状が改善しないため、知人の紹介で漢方の専門医にみてもらい、防已黄耆湯を処方されました。同時に大腿四頭筋を鍛えるストレッチを指導され、少しずつ自宅で行うようになったのです。 服用から1ヵ月でひざの水が減りはじめ、2ヵ月を過ぎるころには完全に水がたまらなくなりました。体重も3キロほど減らすことができたということです。 ・現代病名:膝痛 |
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弁証論治
【弁証論治・概要】
中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽(positive and negative principles)のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。 中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。 身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。 ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。 このときの身体の状態や体質をあらわすのが証(しょう)(constitution)という概念です。 この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。 中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。
…症状・所見→四診→証→治法→方剤
風水相搏 »
【自覚症状図】
次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。 |
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…消法:消食導滞・散結消堅の効能により、気・血・痰・食・水・虫などが積聚した有形の滞結を徐々に消散させる治法です。 |
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【中薬大分類】祛湿剤…停滞した水液(湿)を除去する方剤です。 【中薬中分類】利水滲(しん)湿剤…湿を排泄する方剤です。 |
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裏(表)寒虚(り(ひょう)かんきょ) …証(体質・症状)が、寒証(冷え)、虚証(虚弱)、湿証(水分停滞)の方に適応します。 …人体の生命を支える要素として、氣(qi)・血(blood)・津液(body fluid)の3つがあります。 【臓腑弁証】●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。 【証(病機)】気虚風湿・気虚湿困(ききょふうしつ・ききょしつこん) ● > 女性の使用が多い方剤です。 【中医学効能(治法)】 補気健脾・利水消腫・祛風湿・止痛・固表 【用語の説明】(term) 補気(ほき) »…気を補う=益気のことです。 健脾(けんぴ) »…脾の働きです。脾胃の機能を正常にする治療法です。 利水(りすい) »…腎を温めて、脾を健全にすることです。尿や発汗のことです。水気を下行させて通利することです。利尿、導尿がそれです。薬物では猪苓・沢瀉・通草などにその作用があります。 消腫(しょうしゅ) »…腫れ(はれ)、腫れ物を消すことです。 去風(きょふう) »…風邪を除くことです。 止痛(しつう) »…痛みを止めることです。 気虚(ききょ) »…気が減少する事です。気が不足している状態です。消化機能が衰えて栄養が行き渡らなくなるため、心身の活動性に支障が起こり、だるさ・疲労・食欲不振・風邪をひきやすいなどの症状が現れます。 |
【証の判定画面】
診断のポイント
【ポイント参照】
舌 診
【舌診参照】
【舌診】(tongue) 淡白舌、湿潤、白苔があります。
脈 診
【脈診参照】
【脈診】(pulse) 浮です。
使用方法
【使用方法参照】
成 分
【生薬参照】
製剤・薬剤形状
【製剤・薬剤形状参照】
使用上の注意
【注意参照】
補足説明
【関連項目参照】
製薬会社・電話
【問合せ先参照】
医薬事業部 お客様相談室
06-6371-9106