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コタロー 桂枝茯苓丸料 エキス細粒
主 治
更年期障害などの婦人病に良く効き、美肌効果もあるクスリ
腹部瘀血症(子宮筋腫・肝硬変)
【適応症】
月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害(頭痛、めまい、のぼせ、肩こり等)、血の道症、肩こり、めまい、打ち身(打撲症)、頭重、しもやけ、しみ、自律神経失調症、子宮内膜炎、冷え症、月経困難、帯下、腹膜炎、痔疾患、睾丸炎、湿疹、蕁麻疹、にきび、外傷後の内出血、痔出血、ふる血、代償月経、卵管炎、子宮筋腫、流産癖、神経症、ヒステリー、手掌角化症、眼底出血、肝炎、高血圧、甲状腺腫、下肢静脈瘤、フリクテン性結膜炎
注 文
【注文欄】
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k1619 | (N25)2.0g×42包(2週間分) | 2,716円(税込) | ||
k1620 | (N25)2.0g×231包(77日分) | 14,019円(税込) |
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症例・病例・治癒例
【症例参照】
【桂枝茯苓丸の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。
![]() 既婚、2児あり。保険の外交員。主訴は腰痛。子宮周辺に強い圧痛があり、大学病院でテーラー症候群との診断を受けたことがあるという。さまざまな治療を受けたが、一向に軽快せず、現在は年に1~2回、近くの婦人科で子宮マッサージを受けている。人づてに漢方を知り、望みを託して来院。腹診に際し、ト腹部の子宮あたりを押すととびあがらんばかりに痛がる。月経は不順、神経症はさほど訴えないが、夫婦仲は数年前からあまりうまくいっていないという。脈力、腹力ともに十分あり、ややのぼせる傾向がある点を目標に桂枝茯苓丸を投与。半年ほどの服用で症状はすべて消失した。 ・現代病名:テーラー症候群(骨盤充血症候群) |
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![]() 日頃健康で実証。山梨県の天目山へ家族とハイキングに行った折のこと。谷川すじを下っているとき、大きな御影石の角に内腿をこすり負傷したが、痛みは感じなかった。しかしそれから3時間も谷川沿いを下ってきたので駅へ着いたころには鶏卵大のあざとなり、はれて痛みだした。そこで、ヒヤロンで冷やして帰宅した。越婢加朮湯と桂枝茯苓丸を増量し服用したが、内出血は急に拡がり膝下まで真っ黒になってしまった。腫れが引かないので2日後に外科で水を抜いてもらった。水腫が消えたので桂枝茯苓丸だけを多めに服用したところ、内腿から踵まであった黒あざは数日で消え、何の跡も残らなかった。 ・現代病名:皮下出血 |
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![]() 月経の前になるとイライラして子どもに当たり散らしていましたが、月経が終わると何であんなにイライラしたのかと反省する日々を送っていました。 そのうち、のどに何かが詰まっているようで声が出にくくなったため、漢方を扱う病院を訪れました。 そこで桂枝在苓丸と半夏厚朴湯を処方してもらい、服用したところ、2週間後に月経がきました。それからは以前ほどイライラしなくなり、3ヵ月ですっかりイライラは取れました。 ・現代病名:イライラ |
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Hさんは、月経不順で、歯肉も紫がかっていて瘀血の状態でした。蕁麻疹(じんましん)も瘀血特有の赤紫色の膨疹ということで、駆瘀血剤の桂枝茯苓丸が処方されました。 これを服用して3ヵ月もすると症状が軽くなり、かゆみもなくなりました。さらに飲み続けた6ヵ月後には、蕁麻疹(じんましん)は跡形もなく消えてしまったのです。 ・現代病名:蕁麻疹(じんましん) |
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![]() 漢方を扱う医師に相談したら、という知人のアドバイスで、紹介された女性医師を訪ねると、「漢方でも、筋腫が必ず小さくなるとはいえません」といわれました。しかし、月経不順や軽度の月経痛があることから、桂枝茯苓丸を中心とした漢方薬で治療を受けることになりました。しばらく続けていたところ、肩こりや月経に伴う症状が徐々に軽くなっていきました。そして、その後、筋腫が大きくなった様子がありません。Mさん自身は、筋腫が少し小さくなったように思っています。 ・現代病名:子宮筋腫 |
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![]() ある日、かねてから関心のあった漢方治療を試してみようと、漢方の専門医のもとを訪れました。Y子さんは中肉中背で体力も中程度でしたが、入浴後、すぐに湯冷めをしてしまうほどの冷え症であったことから、血をめぐらせて冷えを解消する桂枝茯苓丸と、腫れものに有効な薏苡仁の合方が処方されました。さらに、医師からは冷えを予防するためのアドバイスももらいました。 医師の指示どおり漢方薬を飲み、冷え対策をするようになって半年後、婦人科で子宮筋腫の検査を受けたY子さんは、医師から3omの筋腫がなくなっていると告げられたのです。さらに1年後、再び検査を受けたところ、5cmの筋腫もきれいに消えていました。そればかりか、いつのまにかコレステロール値もぐんと下がっていたのです。 本来の子宮筋腫の治療に加え、うれしい副効果を体験したY子さんは、現在も漢方薬を飲み続け、元気に毎日を送っているそうです。 ・現代病名:子宮筋腫 |
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![]() Mさんは、漢方の専門医に処方された桂枝茯苓丸の服用とともに冷え対策、そしてストレスを解消して気のめぐりをよくするための運動などを積極的に行いました。 やがて摘出手術をしたMさんは、医師から手術がスムーズに行われたことを知らされました。 漢方薬を服用してからは、筋腫は大きくなることもなかった上に、さらに、筋腫の部分だけが独立したように盛り上がって、驚くほど摘出しやすかったということです。 後に漢方の専門医にこの話をしたところ、「漢方薬では、ある程度の大きさに育ってしまった筋腫を小さくすることはできなかったものの、成長を抑えて、症状の悪化を防ぐことができたのでしょう」といわれました。 ・現代病名:子宮筋腫 |
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![]() 乳腺外来のある病院を訪ね、診察を受けると直径1㎝程度の乳がんと診断され、乳房温存療法の手術を受けたのです。 手術後に抗がん剤投与と併用して、桂枝茯苓丸にカワラタケ、白花蛇舌草、薏苡仁を加えて処方された煎じ薬を3年間飲み続けました。抗がん剤を使わなくなった今でも、飲んでいると体調がよいので桂枝茯苓丸を続けています。 ・現代病名:乳がん |
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![]() 痛むのは梅雨の季節だけだったので、これまでは我慢していましたが、年齢のことを考え、治せるのなら治してしまいたいと思うようになり、T代さんは漢方を扱う医師に相談しました。するとT代さんは、虚証で瘀血があると診断されました。坐骨神経痛は水毒が原因しているとのことで、処 方されたのが桂枝茯苓丸です。1週間ほど服用していると、尿の出がよくなり、坐骨神経痛がなくなってきました。こうして、昨年の梅雨時はほとんど痛みに悩まされることがなく過ごせたのです。 今でも梅雨時になって痛みが出ると、すぐに桂枝茯苓丸を飲むようにしているそうです。 ・現代病名:坐骨神経痛 |
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![]() そこでT男さんは駆疲血剤の桂枝茯苓丸と動脈硬化を治す釣藤散を処方され、併せて足元の冷えを治すため半身浴を勧められました。治療を続けて1ヵ月、肌がツルツルになりはじめ、その後血圧が安定するにつれ、肌が白くなっていきました。T男さんは休日の草野球で日焼けしていると思っていたのですが、赤黒い顔色は、実は高血圧のせいだったのです。 ・現代病名:肌荒れ |
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![]() 漢方専門医は、全身にむくみが出ていることと月経異常が現れていることから、Cさんの肥満を血と水の停滞が原因であると判断し、水のめぐりをよくする五苓散と血のめぐりをよくする桂枝茯苓丸、そして便秘解消作用のある大黄甘草蕩を処方しました。 Cさんが漢方薬の服用とバランスのよい食事を取るように心がけたところ、3ヵ月後には2㎏の減量に成功しました。 元来の明るい性格も手伝って、Cさんはそれからさらに前向きにダイエットに取り組みました。こうしてしばらくすると、月経が再開し、体重は標準体重に近いところまで減ったそうです。 ・現代病名:肥満解消 |
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![]() 困り果てて漢方薬局を訪れたところ、更年期障害の症状や瘀血があるということで、桂枝茯苓丸が処方されました。服用を始めると、体調が徐々によくなって更年期障害の不快症状も消え、2ヵ月後には親指も動くようになったそうです。 ・現代病名:指の麻痺(まひ) |
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![]() あざができやすい、冷えがひどい、下痢をしゃすいというWさんには、血の流れを改善する桂枝茯苓丸と、体を温める真武湯が処方されました。服用して2週間もすると、Wさんの目はかなりものが見えやすくなっていました。また、あざができにくくなっていることにも気がついたといいます。その後も引き続き服用し、1年後の市民検診では白内障が進んでいないことが分かりました。 発症してから5年が経過した現在も、症状は安定していて手術の必要もありません。Wさんは現状維持のため、漢方薬を飲み続けています。 ・現代病名:白内障 |
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![]() 現病歴:40才過ぎから体重が増加し始め、初診時身長158Cmに対し体重83Kgになった。肥満と共に高血圧症、便秘、腰痛を合併している。 四 診:のぼせ症、顔面充血して多汗症である。 舌質暗紅、舌下静脈の怒張と蛇行が著明、白貳苔。脈は沈実(血圧176/96㎜Hg)。腹部は充実して膨満、少腹硬満し、齋両側斜下に圧痛著明。 弁 証:食積、気滞、瘀血。 処 方:防風通聖散(煎剤)に桂枝茯苓丸(生薬丸剤)を兼用。同時に減食ならびに運動を指示。 経 過:1ケ月後、血圧160/90㎜Hg、体重は10Kg減少した。最終的には体重71Kg、血圧153/90㎜Hg まで減量と血圧降下に成功した。 ・現代病名:肥満、高血圧症、便秘、腰痛 |
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![]() また、夫妻はすでに体外授精を2回経験していました。次回の体外授精の日程も決まっていて、それを何とか成功させたいと、夫妻は漢方を扱う病院を訪ねたのです。 T男さんはやせ型で体力がなく、冷えがたまっていることから、体を温めて新陳代謝を上げる真武湯が処方されました。 また、K子さんには、月経異常を改善し、妊娠しやすく、かつ妊娠を継続しやすい体をつくるために、血のめぐりを改善する桂枝茯苓丸と四物湯が処方されました。 漢方薬を服用しはじめると、2人ともそろって体調がよくなってきました。服用を続けて8ヵ月後、検査をしてみると、T男さんの精子運動率が上がっていたのです。 予定していた体外授精は成功し、2人は赤ちゃんとの対面を心待ちに毎日を送っています。 ・現代病名:月経異常 |
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![]() 首以外の状態は良好で、特に異常はありませんでした。 T君の母親は、医師に「最近かぜをひきませんでしたか」と質問されて、1週間ぐらい前にかぜ気味だったことを思い出しました。そのことを医師に話すと、ウイルス感染による環軸椎回旋位固定と診断されました。 処方された桂枝茯苓丸を服用したところ、2~3日で首が動くようになり、まもなく完治したそうです。 ・現代病名:環軸椎回旋位固定 | |
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![]() 冷えはあるものの胃腸の調子はよく、体力も普通であるWさんには、桂枝茯苓丸加四物湯が処方されました。いわゆる血の道症の漢方治療に用いられる桂枝茯苓丸と四物湯を1つにした漢方薬です。 この薬を飲んだところ、普通量の月経が2回続けて訪れました。3回目の月経では赤黒い経血の塊が出てWさんは驚いたのですが、これをきっかけに、その後は規則的に月経が来るようになったそうです。しかも、婦人科で検査をしたところ筋腫が1つ消滅しているといわれたのです。 今では月経痛もなく、毎月何の苦もなく過ごしているとのことです。 ・現代病名:月経不順 | |
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![]() ある日、たまたま漢方薬がよく効くことを聞いたAさんは、さっそく漢方薬を使う病院を訪れました。Aさんには、下半身を温めるアドバイスとともに、桂枝茯苓丸と四物湯が処方されました。これを飲むとすぐに体がポカポカしてきたとAさんはいいます。 服用を続けて1ヵ月後に月経が来たときには、もう痛みはありませんでした。 これは、漢方薬の作用はもちろんですが、Aさんが医師のアドバイスどおり下半身を温めるように徹したことが、功を奏した結果です。冬には氷点下40℃にもなるモンゴルに暮らしていたAさんは、体を温めることの大切さを基本的に理解していたのでしょう。 日本に来て、多くの若者たちと同じような服装をすることで冷えてしまっていたのですが、早く対処したおかげで1ヵ月という短い期間で月経困難症が解消されたのです。 ・現代病名:月経痛 | |
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夫の知人に漢方を扱っている医師がいると聞き、Tさんはさっそく訪れることにしました。診察の結果、強皮症ではありませんでしたが、そのままほうっておくと、強皮症になる可能性があるとのことです。 特に原因がないのに体が冷えるという症状のほか、腹診で下腹部に圧痛があることが分かり、瘀血を取り去る桂枝茯苓丸と柴胡桂枝湯が処方されました。 半年ほど服用したところ、体が極端に冷えることはなくなり、レイノー現象もほとんど出なくなりました。現在も服用を続けていますが、右手の突っ張りも緩和され、大変調子がよいとのことです。 ・現代病名:レイノー現象 | |
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![]() 帰国したMさんは、東洋医学での治療に変えようと、漢方を扱う医師のもとを訪れました。 する と、10代でホルモンのバランスがまだ整っていなかったときにホルモン剤を使用したことと、環境の急激な変化によるストレスが原因と診断され、桂枝茯苓丸と柴胡加竜骨牡蛎湯が処方されました。 これを飲み続けて1年半後、おりものの分泌や乳房の張りなど、ホルモンが整ってきている様子が見られ、2年後にはきちんと月経がくるようになったのです。 ・現代病名:月経不順 | |
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弁証論治
【弁証論治・概要】
中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽(positive and negative principles)のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。
中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。
身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。
ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。
このときの身体の状態や体質をあらわすのが証(しょう)(constitution)という概念です。
この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。
中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。
【自覚症状図】
次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。 ![]() |
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【中薬大分類】理血剤…血の運行を調節する方剤です。理血薬を主体にして血分を調理し、血分の病変を改善する方剤です。 【中薬中分類】活血化瘀剤…滞った血(瘀血)を流す方剤です。蓄血・血瘀による疼痛・腫脹・腫瘤・半身不随・月経痛・無月経あるいは産後の悪露停滞・化膿症初期・狂躁などのさまざまな病変に使用します。 |
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【臓腑弁証】●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。 【証(病機)】血瘀痰飲(けつおたんいん) ● 【中医学効能(治法)】 活血化瘀・消散チョウ塊・消び・調経 【用語の説明】(term)
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【証の判定画面】
診断のポイント
【ポイント参照】
舌 診
【舌診参照】
【舌診】(tongue)
やや帯紫紅色で舌下静脉や毛細血管の怒張があり、時に白苔を見ます。
![舌診](http://www.halph.gr.jp/goods/zetushin/za00000.jpg)
![舌診](http://www.halph.gr.jp/goods/zetushin/z00000a.jpg)
脈 診
【脈診参照】
【脈診】(pulse)
沈で渋、あるいは弦です。
使用方法
【使用方法参照】
成 分
【生薬参照】
製剤・薬剤形状
【製剤・薬剤形状参照】
使用上の注意
【注意参照】
補足説明
【関連項目参照】
![区切り](http://www.hal.msn.to/objects_4/A08-e015.gif)
![足跡](http://www.hal.msn.to/objects_2/sokuseki01.gif)
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製薬会社・電話
【問合せ先参照】
医薬事業部 お客様相談室
06-6371-9106
備 考
【備考参照】
(remarks)
●微妙な使い分けが必要な女性の漢方薬
婦人科疾患には、定番として用いられる処方がたくさんあります。当帰芍薬散のほかには、桂枝茯苓丸や加味逍遙散、桃核承気湯などがよく知られています。これらはいずれも、駆瘀血剤に分類される漢方薬です。ここで、これらの用法の違いをおおまかに見ておきましょう。
まず、適応となる体力程度が弱い順に並べると、当帰芍薬散(虚証)、加味逍遙散()、桂枝茯苓丸(実証)、桃核承気湯(実証)という順になります。
・当帰芍薬散は、冷えを伴う瘀血を取る「安産の薬」で、むくみや尿の出の異常といった水毒を伴う症状に効き、月経痛などの鎮痛にも用います。
・加味逍遙散は、更年期障害の第1選択薬として用いられることが多い薬です。
・桂枝茯苓丸は血と気の薬であり、のぼせなど気の上衝を伴うケースによく効きます。
・桃核承気湯は、のぼせて便秘がちな体力の充実したタイプに合う薬です。
しかし、女性の体はデリケートで、処方が額面通りに合わない場合も往々にしてあります。瘀血に最も広く使われる薬は桂枝茯苓丸と当帰芍薬散ですが、専門家でも使い分けに迷うケースがよく見られます。証を見定めて桂枝茯苓丸を選んでも効かなかったという人が当帰芍薬散で良くなることも、またその逆のケースもあるのです。つまり、実際の治療では柔軟に処方を見直すことも必要なのです。