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コタロー 乙字湯 エキス細粒
主 治
痔核(いぼ痔)、切れ痔、便秘、痔のファーストチョイス。飲む痔薬
便秘傾向の痔核/大腸の血熱や湿熱による痔、出血
【適応症】
痔核(いぼ痔)、きれ痔、便秘、脱肛、肛門出血、痔核の疼痛、女子の陰部掻痒症、皮膚病の内攻による神経症。
注 文
【注文欄】
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k1599 | (N3)3.0g×42包(2週間分) | 4,578円(税込) | ||
k1600 | (N3)3.0g×168包(56日分) | 16,319円(税込) |
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症例・病例・治癒例
【症例参照】
【乙字湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。
![]() 体格、肉付きとも普通である。便通は良好であり、下痢もない。排便時に出血あり、腰が少々冷えるような感覚があると訴える。 いろいろ坐薬や軟膏を使用するなどしてきたが、なかなか良くならない。そこで、お客様の希望により乙字湯を単方で服用してもらった。出血状況はだいぶ良くなったが、脱肛の症状の改善は見られなかった。 そこで、乙字湯に桂枝茯苓丸を合わせて使ってみたところ、出血は数日で止まったようであり、脱肛の方もいくらか縮小の傾向が見られたので、その後、補中益気湯を服用。またアルコール類や辛いものの摂取を控えるようにし、体を冷やさない、疲労回復に努めるようアドバイスした。 ・現代病名:脱肛と出血 |
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![]() そんなとき、健康雑誌の「漢方で痔を治す!」という特集を読み、わらをもつかむ思いで漢方薬局へ飛び込んだのです。 薬剤師は、顔色が悪く生理も不順だというYさんに、乙字湯と大柴胡湯を処方しました。Yさんが半月間ほど服用すると、瘀血が解消されたのでしょうか、出血も止まり、痔の痛みもだいぶ軽くなったそうです。 Yさんは「今は痔の痛みが和らいで、お通じもよくなり、子育てにも家事にもまったく支障はありません。もっと早く漢方を知っていればよかったです」と話しています。 ・現代病名:痔と便秘 |
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![]() 学生時代より痔があり、最近は切れ痔と、指頭大の内痔核が発作的に、年数回も炎症を起こし、そのためノイローゼ気味となっていた。いろいろと手をつくしたが一向によくならない。 腹部に瘀血症を認めたが、乙字湯を2ヵ月間煎服させたが効がない。そこで乙字湯のエキス錠と桂枝茯苓エキス錠を併用したところ、3週間で出血はなくなり、惨痛も軽減した。半年間連用して、内痔核は大豆大に縮小し、瘀血の症状も消失した。その後2年間を経たが再発を見ない。 経験によると、乙字湯は煎剤よりもエキス剤の方がよく効くように思われる。 ・現代病名:痔核 |
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![]() 数年来慢性湿疹に悩み、諸治療効なく、光線治療をうけてかえって悪化した。浮腫と便秘が起こり、そのうち逆上、頭重、心煩、不眠など神経症状が加わってきた。トランキライザーを服用したところ一日中フラフラして、ますます精神不安となった。 柴胡加竜骨牡蛎湯に乙字湯のエキス錠を兼用したところ、内攻性の神経症状がとれた。乙字湯の主治の一つに皮膚病の内攻性神経症と解すべき指示があるが、本例はそれに該当している。 ・現代病名:湿疹後の神経症 |
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弁証論治
【弁証論治・概要】
中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽(positive and negative principles)のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。
中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。
身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。
ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。
このときの身体の状態や体質をあらわすのが証(しょう)(constitution)という概念です。
この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。
中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。
…症状・所見→四診→証→治法→方剤
瘀血 »
【自覚症状図】
次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。 ![]() |
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【中薬大分類】清熱剤…熱を除去する方剤です。清熱・瀉火・解毒・透熱滋陰などの効能により裏熱を改善する方剤です。 【中薬中分類】清臓脇熱剤…臓腑の熱を除去する方剤です。 |
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【臓腑弁証】【気血津・臓腑証】 ●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。 【証(病機)】大腸実熱(だいちょうじつねつ) 【中医学効能(治法)】 升提・緩急・清熱化湿・止痛 【用語の説明】(term)
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【証の判定画面】
診断のポイント
【ポイント参照】
舌 診
【舌診参照】
【舌診】(tongue)
やや乾燥、黄苔をみとめます。

脈 診
【脈診参照】
【脈診】(pulse)
弦滑、あるいは弦です。
使用方法
【使用方法参照】
成 分
【生薬参照】
製剤・薬剤形状
【製剤・薬剤形状参照】
使用上の注意
【注意参照】
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1.下痢、軟便のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。]
2.著しく胃腸の虚弱な患者[食欲不振、胃部不快感、悪心、腹痛、下痢等があらわれることがある。]
3.食欲不振、悪心、嘔吐のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。]
4.著しく体力の衰えている患者[副作用があらわれやすくなり、その症状が増強されるおそれがある。]
重要な基本的注意
1.本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。
2.本剤にはカンゾウが含まれているので、血清カリウム値や血圧値等に十分留意し、異常が認められた場合には投与を中止すること。
3.他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。ダイオウを含む製剤との併用には、特に注意すること。
4.ダイオウの瀉下作用には個人差が認められるので、用法・用量に注意すること。
【妊娠・授乳の注意】
●配合生薬の大黄には、子宮収縮作用や骨盤内臓器の充血作用が認められています。そのため、流早産の原因にもなりかねません。大量でなければまず心配ないのですが、妊娠中の服用については医師とよく相談してください。

補足説明
【関連項目参照】
製薬会社・電話
【問合せ先参照】
医薬事業部 お客様相談室
06-6371-9106
備 考
【備考参照】
(remarks)
●(参考)これまでの経験で、原因不明のうつ状態に著効を示した例が何例か報告されています。
●江戸後期の由緒正しき和方の変方
漢方医学で現在用いられている大部分の処方は、中国医学として伝えられ1000年以上も経つものです。その中にあって、乙字湯(厳密には、現在の乙字湯の基となる処方)は、'江戸時代の末、水戸藩の侍医であった原南陽という日本人によって作られました。原南陽は、自製の常用処方に甲字湯、乙字湯、丙字湯という具合に、十干の文字を付けて命名したとされており、乙字湯はその中の第2番目の処方という意味合いになります。その後、明治時代の名医、浅田宗伯によって改良され、小柴胡湯の変方として現在までに広く使われる処方になりました。
当時は、馬を利用した移動手段、騎兵隊など、主に尾腿骨の変形によって痔が悪くなったようです。現在でも、椅子に腰掛けたままの姿勢が続く職業の人に多いようですが、そのような痔に限らず、ストレスが原因で血便が出るという潰瘍性の大腸炎にも効くことが特徴です。