コタロー漢方薬N324 コタロー 桔梗石膏 エキス細粒

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  主となって治療にあたる病状・体質(証)(Mainly treatment)
消炎・鎮咳・去痰・咽痛の解除・排膿  
桔梗石膏 コタロー 桔梗石膏 エキス細粒
  ●扁桃炎や咽頭炎などで、のどが腫れて発赤し、咳をともなうときに適します。
●扁桃・咽喉・気道の炎症で発熱、口渇の強い方に用います。
●熱(胃熱、肺熱)を取る石膏によって口渇を改善し、それに桔梗を加えることにより、咳(せき)や化膿にまで幅広く使えます。生薬エキス製剤の去痰・排膿薬です。
●桔梗は、気管支等に炎症がある場合に、この炎症にともない分泌される痰をきり、炎症を鎮める作用があります。しかしその効果著しいため、やわらかい痰を出す咳、例えば肺結核で体力が衰弱している様な場合にはあまり好ましくありませんが、化膿して生じる膿(うみ)を溶かす力がありますので、この膿(うみ)を排出させる効果も認められています。
●この桔梗に配合されている石膏は冷やす作用がありますので、臓器の炎症等に対しすぐれた解熱作用を現します。この解熱作用は、頭痛・発熱の場合の解熱ではなく、内臓の炎症によって生じた、息苦しさや口渇のある場合これを冷やして下げる解熱作用です。
コタロー 桔梗石膏 エキス細粒は、これらの作用により去痰・排膿薬としてすぐれた効果を現します。
●咽喉(のど)に痰(たん)がからんだり、咳(せき)や化膿するものに。
●化膿している方に桔梗石膏は良く効きます。
 
  【適応症】去痰、排膿、扁桃炎、扁桃周囲炎、咳嗽、化膿  
  【注 意】(Remark) ×残念ながら、体の弱っている方や胃腸の弱い「虚証」の方、冷えの強い寒証の方は、禁忌(きんき)(服用を避ける)です。
 
  【妊娠・授乳の注意】女性 ●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。
 
 

【病因弁証】…次は、桔梗石膏の病因(病気の中医学的原因)です。あなたに適合するか確認してください。 各病因画像にマウス・オーバーすると病因の解説が表示されます。

区切り
  【診断のポイント】
●熱症状がある。
●化膿の傾向がある。
●咳嗽がある。
●咽が痛い。
 
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  効能・効果(efficacy)
咳嗽あるいは化膿するもの。  
  成分
中医薬(漢方薬)は、自然の植物や動物などを原料とした複数の生薬を処方した薬剤です。桔梗石膏の構成生薬は、桔梗と石膏の2種類です。桔梗には痰や膿を排出する働きがあります。石膏は硫酸カルシウムを主成分とする天然の石で、熱や炎症をひく強い作用があるといわれます。
桔梗(キキョウ)…3g
石膏(セッコウ)…30g

 
 

【組成成分】…次は成分生薬の画像です。各生薬の詳細説明にリンクします。
石膏  桔梗 

李時珍(本草綱目の編集)龍門石窟(河南省洛陽市)
  使用方法
食前または食間に服用 食前または食間に服用してください。
食間とは…食後2~3時間を指します。
通常、成人1日6.0gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口服用する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
お湯で溶かしてから、ゆったりした気分で飲むとよいでしょう。むかつくときは、水で飲んでもかまいません。
 
   
 
 
本剤は、〈細粒剤〉です。
散剤 散剤…粉末、あるいは細かい粒(微粒、細粒)の薬で、溶けやすく吸収されや すいのが特徴です。薬が口・食道に貼り付くのを防ぐために、あらかじめ水またはお湯を飲んで口・食道を湿らせてから、口に水またはお湯を含み、薬を口に入れて、水またはお湯と一緒に飲み込むようにしてください。
 
 

長生きの方(中国の100歳以上)

症例・病例・治癒例・case study
足跡【桔梗石膏の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤を用いることをお奨めします。
 

1〈夏の疲れでかぜ症状に〉

治例図

かぜといえば葛根湯ですが、もともとは冬のインフルエンザなどの流感に用いられるもので、葛根湯が四季折々のかぜすべてに使えるかというと、そうはいきません。
秋の初め、夏の疲れが出てきてかぜのような症状になったとき、いわゆるひきかぜは、胃腸の調子を整えることが大切で、補中益気湯でよくなることもしばしばです。
そのほか、この時期の感冒に、柴胡桂枝乾姜湯や桂枝湯合苓桂朮甘湯、五積散などをよく用います。
もちろん、咽痛があれば桔梗石膏を加えたりします。
かぜ=葛根湯に縛られることなく対処していきたいものですね。

・現代病名:感冒

 
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2〈夏かぜで発熱、頭痛、喉痛〉

治例図

59歳、女性です。
発症:7月4日。来店:7月5日 症状と諸条件:発熱38℃、頭痛、のどの痛み、無汗、悪寒少しあり、筋肉の緊張なし。体力中間、顔色白い、舌苔なく白っぽい。
7月5日、太陽病の虚実、麻黄湯と桂枝湯の中間と考え、桂麻各半湯3日分を服用願う。
7月7日、頭痛、悪寒なくなる、のどの痛みと咳になる、少し熱感あり。小柴胡湯液6本、桔梗石膏3日分を服用願う。
7月10日、のどの痛みつづき、午後熱感が出る、咳は楽になる。
柴胡桂枝湯合排膿散及湯3日分を服用願う。以上で症状が改善された。

・現代病名:感冒

 
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3〈腹痛を伴うかぜ〉

治例図

何年か前の11月でしたが、下痢を伴うかぜが多く、とにかく五苓散を、西洋薬にも漢方薬にも合方しました。例えば、葛根湯合五苓散、柴胡桂枝湯合五苓散です。

12月始めは、腹痛を伴う胃腸かぜが多かったので、柴胡桂枝湯またはかぜ薬6号が大活躍です。患者さんは、かぜとは考えておらず、腹痛の薬を買いに来る場合も多いので、こちらは、「何か悪いもの食べませんでしたか」「食べ過ぎませんでしたか」「下痢や便秘はしていませんか」「風邪の症状はあ りませんか」「体は疲れていませんか」と、とにかくお聞きします。

悪いものも食べておらず、食事も食べ過ぎておらず、かぜの症状もちょっとかぜかな、といった程度で鼻水があるくらいです。でも、腹痛があって体は疲れ気味といった人には、柴胡桂枝湯を差し上げます。頭痛、発熱等かぜの症状がはっきりしていたら、かぜ薬6号の出番です。

12月後半から年明けにかけては、喉痛のかぜと咳が多くなりました。私は、喉痛にはとにかく桔梗石膏を他のかぜ薬にプラスします。(口渇があったら絶対と言っていいほど、効くように思います。)喉に疾がからむものが多く、これには麦門冬湯をお湯に溶かしてお茶代わりにゆっくり飲んでもらいます。おばあちゃんの咳にはおすすめです。

・現代病名:感冒

 
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神農本草経 神農本草経
中医薬学の基礎となった書物です。植物薬252種、動物薬67種、鉱物薬46種の合計365種に関する効能と使用方法が記載されています。
中国の紙幣

【頁内目次】…クリックして下さい。写真は上海の街並。
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