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コタロー 六君子湯 エキス細粒
主 治
胃炎、胃アトニー、胃下垂、消化不良、おう吐、食欲不振、胃痛
脾胃気虚(痰多)・痰湿
【適応症】
C型肝炎、胃下垂、胃アトニー、消化不良、嘔吐、食欲不振、胃痛、胃炎、胃拡張症、胃神経症、悪阻(つわり)、虚弱児の食欲不振、胃潰瘍、虚弱児の消化不良、術後の胃腸障害、胃癌、食道癌、慢性腹膜炎、自家中毒、虚弱者の胃腸型感冒虚弱者、老人・脳卒中患者の体力補強、潰瘍性大腸炎。
【こんな時には】
●六君子湯は虚証の患者に使用される代表的な方剤であり、心窩部・不快感や胃もたれ感・食欲不振などに対して使用されます。
●六君子湯は機能性ディスペプシアのうち、食後・愁訴症候群に対する第1選択薬です。
●プロトンポンプ阻害薬・抵抗性・胃食道・逆流症に対する有効性も期待されます。
●最近では中医学の「証」にこだわらず、西洋医学的な手法で、六君子湯の有効性を証明した研究が増えています。
●六君子湯はグレリンの分泌を亢進させるという、ユニークな作用を有します。
注 文
【注文欄】
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k1691 | (N43)3.0g×42包(2週間分) | 4,688円(税込) | ||
k1692 | (N43)3.0g×168包(56日分) | 18,597円(税込) |
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症例・病例・治癒例
【症例参照】
【六君子湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。
ある小学校の校長。半年前より胃腸の調子が悪く、徐々にやせてくるため、病院で検査を受けたところ、無酸性胃炎であり、がんに移行する危険があると診断された。 食欲はなく、顔色が悪い。心窩がつかえ、ときにシクシクと痛む。多少腹鳴があることを目標に半夏瀉心湯を投与したが、症状はわずかに改善がみられた、という程度にとどまった。 4週間後、今度は易疲労を強く訴えたため、六君子湯に変方すると症状は急速にとれはじめ、3ヶ月日には食欲も出て体力も回復した。 ・現代病名:胃炎 |
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![]() ・現代病名:胃下垂症 |
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![]() 服用を始めると、徐々に胃の調子が整い、それに伴って頭重感やめまいなどが起こる回数が減り、やがてまったく症状が現れなくなりました。 ・現代病名:頭重感・めまい |
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![]() Sさんは胃が弱く、冷えやむくみがあるため、真武湯に六君子湯を併用することになりました。服用を始めて2週間、尿もれは完全に治まりました。冷えが取れ、胃の状態が安定すると、顔のむくみが消え、体重も2kg減っていました。 ・現代病名:尿もれ |
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![]() そこで近くの漢方薬局で相談したところ、六君子湯と十全大補湯を処方されました。胃腸を丈夫にして、水分代謝をよくするという漢方薬です。すると、半月でむくみが取れ、下痢も治り、だるさも消えました。その上、ざらざらしていた肌もキレイになり、思わぬ効果に大喜びでした。 ・現代病名:だるさとむくみ |
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![]() ところが、薬を飲み続けても、一時的にはよくなったような気がするのですが、なかなか完治したという実感が得られず、胃薬を手放せない状態でした。 あるとき、知人の紹介で、漢方薬を扱っている病院を訪ねたMさんは、そ二で虚証と判定され、先天的な胃弱であると診断されたのです。 このとき処方された六君子湯を半月ばかり服用してみたところ、疲労感が和らぎ、食後の胃の痛みがなくなったことで、徐々に食欲も戻ってきました。 現在も六君子湯を飲み続けていますが、以前と変わらぬ元気を取り戻し、明るい毎日を送っているとのことです。 ・現代病名:慢性胃炎 |
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主訴は右下腹痛と便秘、全身倦怠、食欲不振があり、貧血は高度である。 一見して癌と思わしめる顔貌であったので、精密検査をした。赤沈は一時間八を示し、胃液は無酸、 潜出血強陽性で、小野寺氏腎部圧痛点陽性、X線所見と腹部触診では腫瘤は触れない。これに対して真武湯、パロチン注射、効果なく悪化するので、日赤病院に検査を依頼したところ、潰瘍性大腸炎らしいとのことであった。 入院して手術せんとしたが、患者が手術をきらってむりに退院して漢方治療を希望してきた。沈思黙考の結果、腹証から六君子湯の証と判明し、他の一切の治療を排して、患者は熱心に服用した。10日後には腹全体の力がつき、排便も順調となり、食思良好、全く順調に快方に向かった。 証は川の流れに似て絶えず変わっている。いわゆるタイミングがよくないと証に一致した投薬ができないのではないかと思う。また医師に対する患者の信頼度に支配されることも否めないことと思われる。 ・現代病名:潰瘍性大腸炎 |
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この2年来皮膚に血豆がたくさん出てきた。便通は1回あるが、食欲がなく、子供は1人で、帝王切開手術をうけて生んだ。 痩せて貧血気味で、脈も腹も軟弱である。胃部拍水音が著明である。右季肋下部にやや緊張するところがあって、圧迫すると苦しいという。私はこれに柴荷六君子湯を与えた。これを服用していると、食欲が出て、冷えなくなり、冬になっても例年のように寒さを覚えず、コタツがいらなくなった。 そればかりではない。不思議なことには、全身とくに胸腹部皮膚に赤小豆のように多発していた血豆が消えてきた。新しいのができなくなったといって、大喜びであった。4ヵ月ほどのんで廃薬した。 ・現代病名:胃下垂症 |
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![]() 今回は、いつもと少し症状が異なるらしく、ご自身でも色々と調べられたのか、「○○六君子湯というお薬がありますよね」と他のお薬を希望されました。 症状は、酸っぱいものが上がって来ることと、咽喉がいがらっぽくなること、胸のあたりが熱くなることなどを訴えます。さらに詳しく伺うと、みぞおちのあたりに痛みが起こることもあることから、今回は柴芍六君子湯を服用いただくことにしました。 10日分をお渡しし、痛みが強くなるようであれば受診するようにもお伝えしました。 翌週に来店された際には、胃液の逆流や胃の痛みもすっかり落ち着いたことをお話しされて、いつものように六君子湯を購入された次第です。 ・現代病名:胃痛 |
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弁証論治
【弁証論治・概要】
中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽(positive and negative principles)のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。
中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。
身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。
ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。
このときの身体の状態や体質をあらわすのが証(しょう)(constitution)という概念です。
この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。
中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。
…症状・所見→四診→証→治法→方剤
気虚 »
脾気虚(脾胃気虚・脾胃虚弱・中気不足) »
食滞胃カン(胃中停食) »
脾肺気虚 »
【自覚症状図】
次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。 ![]() |
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【中薬大分類】補益剤…正気を補う方剤です。補益薬を主体にして正気の不足である虚証を改善する方剤です。扶正剤・補剤ともいいます。 【中薬中分類】補気剤…気を補う方剤です。気虚を改善する方剤です。益気剤ともいいます。 |
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【臓腑弁証】【気血津・臓腑証】 ●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。 【証(病機)】脾胃気虚兼痰湿(ひいききょけんたんしつ) 【中医学効能(治法)】 補気健脾・理気化痰・和胃降逆 【用語の説明】(term)
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【証の判定画面】
診断のポイント
【ポイント参照】
舌 診
【舌診参照】
【舌診】(tongue)
淡白舌。湿潤、白苔がやや厚いです。

脈 診
【脈診参照】
【脈診】(pulse)
沈弱です。
使用方法
【使用方法参照】
成 分
【生薬参照】
製剤・薬剤形状
【製剤・薬剤形状参照】
使用上の注意
【注意参照】
補足説明
【関連項目参照】


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製薬会社・電話
【問合せ先参照】
医薬事業部 お客様相談室
06-6371-9106
備 考
【備考参照】
(remarks)
●優れた君子のように穏やかに効く漢方薬
六君子湯の処方は、中国の明の時代に書かれた漢方書物『万病回春』に記載されていて、日本には江戸時代の初期に伝わりました。8つの生薬が入っているのに、なぜ八君子湯といわないのかというと、中国では、大喪と生姜は、古くから食材として一般的に使われていたため、取り立てて構成生薬の数に加えるまでもないと考えられたからです。
また、「君子」の名が付いているのは、基本生薬である人参、白朮、茯苓、甘草が、穏やかな効き目をもたらすことから、気品と才徳に秀でた穏やかな君子に例えてのことです。君子湯には、四君子湯や六君子湯のほかに、五君子湯(異功散)という漢方薬もあり、いずれも疲れやすく、弱った胃腸を元気にしてくれる薬です。
ちなみに、六君子湯を服用して体力が回復してきたら次に「半瀉六君子湯」を服用するとさらに効果が高まります。
このほか、木香や縮砂などを加えた「香砂六君子湯」や「加減六君子湯」などのように、六君子湯は、症状に合わせて、さまざまな生薬を加えたり、減らしたりして処方されることも多い漢方薬です。