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コタロー 桂枝湯 エキス細粒
主 治
風邪の初期、神経痛、リウマチ、神経衰弱に
風寒表虚証
【適応症】
感冒、インフルエンザ、その他の感染症、皮膚掻痒症、湿疹、神経痛、リウマチ、神経衰弱、頭痛、妊娠中の感冒、妊娠悪阻(つわり)、寒冷による腹痛、微熱、円形脱毛症
注 文
【注文欄】
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k2161 | 2.0g×42包(2週間分) | 2,607円(税込) | ||
k2162 | 2.0g×231包(77日分) | 12,595円(税込) |
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症例・病例・治癒例
【症例参照】
【桂枝湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。
〈偏頭痛〉 患者が21歳のときである。感冒にかかり、葛根湯で発汗後汗がジメジメと出て止まず、さらに上衝して左の偏頭痛が激しく、さむけがして、脈は浮弱であった。森道伯翁が私の顔貌を凝視していたが、これは桂枝湯の証であるといわれた。すぐ桂枝湯を作って1回分を服用すると、汗は止み、のぼせがなくなり、偏頭痛が拭うように治った。 ・現代病名:偏頭痛 |
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〈感冒〉 58歳、主婦。変形性膝関節症と腰痛症の加療のため、約半年前より和漢薬治療を受けていた。一昨日より、悪寒と頭痛があり、家庭配置薬を服用したが、鼻閉感と軽い頭の重さがとりきれないという。体温37.2度、脈は浮数で弱い。上半身を主に自然発汗の傾向がみられる。身体のいずこにも冷えは自覚しない。処置室のベッドに臥床してもらい、桂枝湯エキスを投与した。服薬後薬10分で身体が温まり、心地よい汗が出た。その後1時間安静にしていたところ、諸症状は消失した。2日分の桂枝湯エキスを処方し、風邪がすっかり治ったら、いつもの膝の薬を服用するよう指示して帰宅させた。 ・現代病名:感冒 |
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〈妊娠中のかぜも体調維持も漢方薬で〉 2人目を妊娠中のRさん(27歳)は、たいしたつわりもなく順調に妊娠期間を 送っていましたが、3ヵ月に入ると同時にかぜをこじらせてしまいました。とはいえ、妊娠中にかぜ薬を飲むのは気が進みません。そんなRさんに、つわりを漢方薬で乗り切ったという友人が「漢方薬なら不安も少ないのでは」と、漢方薬を処方する病院を教えてくれました。 Rさんに処方されたのは、妊娠中のかぜによく用いられる桂枝湯です。これを飲むとまもなく体調が戻り、胃腸の調子もよくなりました。漢方薬の効果を実感したRさんには、その後、当帰芍薬散が処方されました。医師の指示どおり飲み続けたRさんは、1人目の子を妊娠中によく悩まされたむくみや倦怠感などが全くないまま、無事に出産を迎えることができました。 ・現代病名:感冒 |
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〈桂枝湯と麻黄附子細辛湯を合わせる〉 Mさん(70歳・男性)は、鼻水、くしゃみ、軽い悪寒、のどの痛みなどがあって、漢方外来のある病院で診察を受けました。医師は、Mさんが少し汗ばんでいること、胃の調子にも自信がないとの答えから、桂枝湯と麻黄附子細辛湯を処方。1包ずつ飲んでもらうと、1日で症状が取れました。 本来は桂姜棗草黄辛附湯という薬が最適なのですが、この薬は煎剤のみでエキス剤がないため、桂枝湯と麻黄附子細辛湯で代用したのです。この組み合わせは、かぜが抜けず長引いているときにも有効です。 ・現代病名:感冒 |
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〈長引く咽頭炎が完治〉 看護師のMさん(51歳・女性)は、のどが痛んだので、勤務先の漢方を処方する医院でみてもらったところ、咽頭炎を発症していると診断されました。20代の看護師Tさんも同様の症状で、二人とも虚証タイプだったため、麻黄附子細辛湯と桂枝湯が処方されました。 しかし、Tさんが2、3日で治癒したのに対し、Mさんは改善せず、処方を柴胡桂枝湯に変えてもらったのですが、やはりかんばしくありません。実は、Mさんは医院の休診日に夫の実家で介護をするなど、休息が取れない状況で、体力が落ちていたのです。 そこで、柴胡桂枝湯に十全大補湯を加えて処方してもらい、3日間服用したところ、症状はすっかりなくなりました。 ・現代病名:咽頭炎 |
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弁証論治
【弁証論治・概要】
中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽(positive and negative principles)のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。 中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。 身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。 ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。 このときの身体の状態や体質をあらわすのが証(しょう)(constitution)という概念です。 この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。 中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。
…症状・所見→四診→証→治法→方剤
風寒(表寒) »
寒邪犯肺・風寒束表 »
太陽病(中風) »
【自覚症状図】
次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。 |
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…汗法:肺気を宣発し営衛を暢調にして膜理を開泄することにより、「遍身にちゅうちゅうと汗出づ」の状態にし、肌表にある外邪を汗とともに解除する治法です。 |
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【中薬大分類】解表剤…発汗、解肌、透疹等をうながして、初期の感冒等表証に対処する方剤です。主に外感病の初期に使用します。 【中薬中分類】辛温解表剤…温めながら解表(体内表面の邪気を除く)する方剤です。風寒表証(表寒)に用います。 |
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表寒虚(ひょうかんきょ) …証(体質・症状)が、表証(急性症状)、寒証(悪寒・冷え)、虚証(虚弱)の方に適応します。 …人体の生命を支える要素として、氣(qi)・血(blood)・津液(body fluid)の3つがあります。 【臓腑弁証】●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。 【証(病機)】営衛不和・陰陽失調(えいえふわ・いんようしっちょう) 【中医学効能(治法)】 辛温解肌・調和営衛・疏散風寒 【用語の説明】(term) 辛温解表法(しんおんげひょうほう) »…辛温解表法:辛温の薬で温め風寒の邪を体表から発散させる治療法です。悪寒、頭痛、発熱を治します。類語:祛風散寒法(きょふうさんかんほう)。 陰陽(いんよう) »…八綱陰陽・虚実・表裏・寒熱の大概念です。陰:緩和、静止、内向、下降、寒冷、暗、女性/陽:激烈、運動、外向、上昇、温熱、明、男性。 失調(しっちょう) »…失調;物事の調子が狂うことです。 |
【証の判定画面】
診断のポイント
【ポイント参照】
舌 診
【舌診参照】
【舌診】(tongue) 淡紅湿潤で無苔か薄い白苔です。
脈 診
【脈診参照】
【脈診】(pulse) 浮弱(緩)です。
使用方法
【使用方法参照】
成 分
【生薬参照】
製剤・薬剤形状
【製剤・薬剤形状参照】
使用上の注意
【注意参照】
補足説明
【関連項目参照】
製薬会社・電話
【問合せ先参照】
医薬事業部 お客様相談室
06-6371-9106