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コタロー 甘麦大棗湯 エキス細粒
主 治
不安定な精神の高ぶりを鎮める甘い漢方の良薬。
臓躁(夜泣き、ひきつけ、ぼんやりする、あくびがよく出る、眠りが浅い)
【適応症】
ヒステリー、てんかん、小児夜驚症、夜啼症、激しいけいれん性の咳(痰のない乾性の咳)、自律神経失調症、小児の夜泣き、ひきつけ、小児及び婦人の神経症、不眠症、チック症、舞踏病、泣き中風、笑い中風、そううつ病
注 文
【注文欄】
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k2173 | 3.0g×42包(2週間分) | 2,727円(税込) | ||
k2174 | 3.0g×168包(56日分) | 9,846円(税込) |
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症例・病例・治癒例
【症例参照】
【甘麦大棗湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。
![]() 誤って転落して頭を強打し、人事不省に陥ること三日に及んだ。覚めてみると右半身不随となり、「昼夜に数十回も角弓反張(全身痙壁)の発作を起こして人事不省となる。覚めてみると、あくび頻発し、言語は不明瞭、諸治療をうけたが効がなかった。 診ると全身に軽度の浮腫があり、脈は緊でやや数、右腹直筋の撃急が強度で棒のようである。 甘麦大棗湯一カ月間服用ののち発作が減少し、10カ月で全治した。 ・現代病名:外傷後のひきつけ |
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![]() 一見頑健そうに見える。幼時脳膜炎にかかった。八歳のときから癒滴の発作を起こし、年とともに激しくなった。諸治療をうけたが治らず、ついに信仰に頼り、俄悔と祈りの行に励んでいた。しかし読経に熱中すれぱするほど発作が激しく、これは祖先の霊のたたりであると信じている。 脈は弦で、腹筋は緊張拘急し、肝臓が腫大し、圧痛がある。初め柴胡清肝散効なく、次に柴胡加竜牡湯を与えたが無効。再び柴胡清肝散にすると発作はいよいよ激しく、連続昏睡が三時間も続き、三日三晩発作の連続であった。 そこでこの急迫的発作と、その行動が神がかりの状態であるので、甘麦大棗湯にした。 これをのむと夢からさめたように発作はやみ、二カ月間続けているうちに、軽い発作が二度起こっただけで性格も一変して従順になった。このような猛烈な発作に柴胡剤や黄連解毒剤のような苦味は適当せず、甘味のあっさりしたものがよいようである。 ・現代病名:癇癪(かんしゃく)発作 |
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![]() 半年ほど前から学校を休んで、呆然として毎日を過ごすようになった。何事をするにも意欲がなく、いかにも物憂い態度である。 この患者の特徴として、午後四時になるときまって自ら一室に入り、何事かを悲しむがごとく、さめざめと泣き続け、一時間ほどするとやみ、部屋から出てくるというのである。 患者は全く無表情で、自ら容態を訴えようとはしない。脈は特記すべきものはないが、腹部は堅く、板のように張りつめている。 婦人ではないが、しばしぱ悲しんで泣くという。その様はあたかも悪きものでもついたようで、毎日きまって一室に入って泣くということが、「喜悲傷架せんと欲し、象神霊のなすところのごとし」に相当するものとして、甘麦大棗湯を与えたところ、二カ月ほどで泣くことはやみ、漸次回復した。 ・現代病名:鬱病 |
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![]() 気分は落ち着かず、イライラして、生きるのも苦痛という、そんな状態が続いていたそうです。次第にやる気が失せ、仕事にも行かなくなってしまいました。初めてS病院に来たのは知り合いの紹介でした。以前友人がお世話になったということで、漢方薬を処方してくれる婦人科系の病院を選んだようです。 医者がTさんの症状をみると、目はつり上がり(怒っているような雰囲気)、手足は冷たく、のぼせがありました。そこで、加味逍遙散と甘麦大棗湯の2つが処方されることになったのです。 毎日欠かさず1ヵ月間、両処方を飲み続けたところ、気力が回復し仕事に行けるようになりました。 2ヵ月もすると、今度は体から冷えが取れ、月経が再び来たそうです。これは、漢方薬を飲んだことで、一度止まったと思われていた月経が再び起こり、体にたまった汚いものを全て洗い流してくれたのです。それ以降、気分は明るくなり、今まで以上に活発な生活を送っているそうです。 ・現代病名:更年期障害 |
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![]() 漢方薬局では、癇の強い夜泣きに効く抑肝散を勧められました。この漢方薬は苦みがわずかにあるので、細粒にしてミルクに混ぜたり、ジュースに入れるなどして、1日3回(分量は1g以下程度)飲ませたところ、約1週間で滴の虫が治まり夜眠れるようになったそうです。その即効性には母親も驚いてしまい、以来夜泣きで同じように悩んでいる母親を見ると、漢方薬を使ってみるように勧めているそうです。 この症例では抑肝散が処方されていますが、同じ夜泣きでも胃腸の弱い子どもには甘麦大棗湯が有効だと考えられています。甘麦大棗湯は、味が甘く苦みも少ないので、子どもにとっても飲みやすい漢方薬の1つです。大人が飲んでも神経が落ち着いてリラックスできます。そのため、不眠症の改善にもよく用いられる処方です。 ・現代病名:夜泣き |
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![]() 聞くと、普段から不眠や不安にさいなまれており、食欲も不振とのこと。1人で電車に乗ろうとすると体調が悪くなるので、夫同伴で来院したといいます。 不眠と不安、虚弱体質、おなかに触れるとトクトクという拍動が感じられることから、Aさんには甘麦大棗湯と桂枝加竜骨牡蛎湯の2つが処方されました。 服用しはじめて2週間もすると、電車に乗っても大丈夫かもしれないという気持ちがわくようになりました。徐々に考え方も前向きになり、不安や心配事を抱え込むことがなくなってきたのです。2ヵ月を過ぎるころには、電車に乗っても体の不調が起こらなくなり、家族の同伴がいらなくなりました。 1年後、Aさんはすっかり明るく変身し、はつらつとした毎日を送っています。 ・現代病名:ヒステリー |
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弁証論治
【弁証論治・概要】
中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽(positive and negative principles)のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。
中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。
身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。
ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。
このときの身体の状態や体質をあらわすのが証(しょう)(constitution)という概念です。
この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。
中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。
…症状・所見→四診→証→治法→方剤
心血虚 »
心脾気血両虚(心血虚+脾気虚) »
【自覚症状図】
次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。 ![]() |
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【中薬大分類】安神剤…精神を安寧させる方剤です。重鎮安神・滋養安神の薬物を主体にして安神(精神安定)の効能を現す方剤です。 【中薬中分類】滋養安神剤…精神を滋養して安寧させる方剤です。陰血不足による虚陽偏亢で、焦燥・不安・動悸・不眠・易醒・多夢・盗汗(寝汗)・健忘・舌質が紅絳・少苔などの時に使用します。 |
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【臓腑弁証】【気血津・臓腑証】 ●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。 【証(病機)】心血虚(しんけつきょ) 【中医学効能(治法)】 養心安神・健脾緩中・補血安神 【用語の説明】(term)
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【証の判定画面】
診断のポイント
【ポイント参照】
舌 診
【舌診参照】
【舌診】(tongue)
淡紅、乾湿中間、時に微白苔です。

脈 診
【脈診参照】
【脈診】(pulse)
やや弱で数です。
使用方法
【使用方法参照】
成 分
【生薬参照】
製剤・薬剤形状
【製剤・薬剤形状参照】
使用上の注意
【注意参照】
補足説明
【関連項目参照】


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製薬会社・電話
【問合せ先参照】
医薬事業部 お客様相談室
06-6371-9106