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コタロー 小柴胡湯 エキス細粒
主 治
こじれた風邪や慢性疾患に抜群の効果
少陽病(慢性肝炎・肝硬変・慢性胃腸障害・原因不明の微熱)
【適応症】
食欲不振、はきけ、胃炎、胃腸虚弱、疲労感および風邪の後期の症状、急性熱性病(肺炎・結核など)の補助療法、気管支炎、慢性肝炎(B型肝炎)、胸膜炎、リンパ腺炎、慢性胃腸障害、肝機能障害、産後回復不全、気管支喘息、肋膜炎、胃腸症、胸部疾患、肝臓病などの消耗性疾患の体力増強、腎臓病、貧血症、腺病質、麻疹、悪阻(つわり)、扁桃炎、耳下腺炎、中耳炎、乳腺炎、睾丸炎、副睾丸炎、胆石症、胆嚢炎、産褥熱、肝硬変、腹膜炎、気管支拡張症、慢性気管支炎、蓄膿症、マラリア、てんかん、自律神経失調症、風邪をひきやすい児の体質改善、虚弱児。
注 文
【注文欄】
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k1643 | (N9)2.5g×42包(2週間分) | 7,776円(税込) | ||
k1644 | (N9)2.5g×189包(63日分) | 35,048円(税込) |
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症例・病例・治癒例
【症例参照】
【小柴胡湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。
![]() 某大学病院で神経性の不食症と診断された患者。虫垂炎の手術の既往症がある。1年半前からものが食べられなくなり、食事はリンゴとパン1片程度。便通は4、5日から10日もないことがあり、月経は1年前から閉止している。足が冷え、肩がこる。脈は沈遅弱、腹部は一体にやせ弾力がないのに、右季肋下に抵抗と圧痛がある。明らかな胸脇苦満である。腹証によって小柴胡湯を投与したところ、1服飲むと強い腹痛を起こして下痢、七転八倒したが、しばらくするとその痛みもおさまり、3日から米飯3椀を平げて平然としていた。腹痛、下痢は瞑眩であったと考えられる。
〈アレルギー体賃〉 ・現代病名:食欲不振 |
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![]() 診察してみると、全身にじんま疹、顔の頬と額の辺りの毛細血管が拡張して紫色の糸屑のように見えます。漢方で細絡と呼んでいる歴血を示す症状です。舌の裏側では静脈が怒張しています。脈は沈で少し渋る感じです。腹壁は緊張良好で胸脇苦満一みぞおちか季肋部辺りにかけ抵抗がある一と下腹部の緊満と圧痛がみられます。 この方は肝の働きの障害(肝気欝結)と瘀血があるようです。そこで肝機能の改善と歴血の治療を狙って小柴胡湯に茯苓、桃仁、牡丹皮を加味した煎じ薬を上げることにしました。 検査の結果、この方は糖尿病のあることが判明しましたが、漢方の処方は患者さんの自覚症状と舌や脈や腹の所見から決められ、検査成績は一切関係ありませんので、処方はそのまま継続したところ、約二ヵ月でじんま疹の出現は少くなり三ヵ月目にはまったく出なくなりました。 じんま疹の原因になったと思われる糖尿病は漢方薬と食事制限によってその後一年位して血糖値が正常値になりました。糖尿病の人の血糖値は漢方薬だけではなかなか下りにくいのが普通です。しかし糖尿病の随伴症状は漢方治療でよく改善するようです。 ・現代病名:糖尿病 |
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![]() Fさんの話を聞くと、食事には気を配っているようでした。栄養のバランスをしっかりと考え、脂肪類、香辛料は控えているといいます。 そこで、腹診をしてみると、胸脇苦満と腹直筋(へその両脇を縦に走る筋肉)の緊張が認められました。Fさんはなかなか体格がよく、学生時代はサッカーをやっていたそうです。 小柴胡湯を処方し、根気よく1年ほど飲み続けると胸脇苦満と腹直筋の緊張がなくなり、GOT、GPTの数値も正常に戻っていきました。 ・現代病名:慢性肝炎 |
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弁証論治
【弁証論治・概要】
中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽(positive and negative principles)のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。
中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。
身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。
ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。
このときの身体の状態や体質をあらわすのが証(しょう)(constitution)という概念です。
この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。
中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。
…症状・所見→四診→証→治法→方剤
少陽病 »
【自覚症状図】
次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。 ![]() |
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【中薬大分類】和解剤…調和を行う方剤です。和解の方法により病邪を解除する方剤です。少陽半表半裏の邪を解除したり、肝脾不和・脾胃不和を改善するもので、八法の【和法】に相当します。 【中薬中分類】和解少陽剤…感冒の中期(邪が少陽)に用いる和解剤です。往来寒熱・胸脇苦満・悪心・食欲不振・口が苦い等の症状で用います。 |
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【臓腑弁証】【気血津・臓腑証】 ●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。 【証(病機)】少陽半表半裏(しょうようはんぴょうはんり) 【中医学効能(治法)】 和解半表半裏・清熱透表・疏肝解鬱・補気健脾・和胃止嘔・清熱瀉火 【用語の説明】(term)
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【証の判定画面】
診断のポイント
【ポイント参照】
舌 診
【舌診参照】
【舌診】(tongue)
紅味があり、湿潤、薄い白苔があります。

脈 診
【脈診参照】
【脈診】(pulse)
弦です。
使用方法
【使用方法参照】
成 分
【生薬参照】
製剤・薬剤形状
【製剤・薬剤形状参照】
使用上の注意
【注意参照】
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
1.著しく体力の衰えている患者[副作用があらわれやすくなり、その症状が増強されるおそれがある。]
2.慢性肝炎における肝機能障害で血小板数が15万/mm3以下の患者[肝硬変に移行している可能性がある。]
重要な基本的注意
1.慢性肝炎における肝機能障害で本剤を投与中は、血小板数の変化に注意し、血小板数の減少が認められた場合には、投与を中止すること。
2.本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。
3.本剤にはカンゾウが含まれているので、血清カリウム値や血圧値等に十分留意し、異常が認められた場合には投与を中止すること。
4.他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。
【妊娠・授乳の注意】
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。

補足説明
【関連項目参照】


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製薬会社・電話
【問合せ先参照】
医薬事業部 お客様相談室
06-6371-9106
備 考
【備考参照】
(remarks)
●小柴胡湯と間質性肺炎
10数年前から、医師が'慢性肝炎など肝機能障害の患者に小柴胡湯を投与したところ、間質性肺炎が起きたという例がいくつか報告され、新聞でも報道されました。
間質性肺炎とは、酸素と二酸化炭素のガス交換を行っている肺胞という組織や、気管支周辺の組織に炎症が起きる病気で、息切れ、せき、発熱などの症状がみられます。とりわけインターフェロンと小柴胡湯を併用すると、副作用としてこの病気が起きやすく、現在では厚生労働省が併用を禁止しています。
こうしたケースが起きたのは、医師が西洋医学的な病名診断によって薬を処方し、患者の体力や自覚症状といった、漢方でいう「証」を軽視したためだといわれています。小柴胡湯に限らずどんな漢方薬でも、患者の証と合っていなければ効果が現れなかったり、副作用が出たりします。柴胡剤は何段階かに分かれており、市販の薬を用いる際にも、自分の体力(病に対する抵抗体力)に合ったものを選ぶ必要があります。